育毛シャンプーは、頭皮の健康を最優先に考えたものを選んでください。
まず一番肝心なのはアミノ酸系シャンプーを選ぶこと。

育毛シャンプーはアミノ酸系http://www.pitteagle.com/besutona.htmlがほとんどですが、泡立ちや使用感をアップさせるため一般のシャンプーにも含まれている刺激の強い硫酸系成分を含むものもあります。
アミノ酸系成分が少しでも入っていればアミノ酸系シャンプーと謳うことができるため、硫酸系成分や同じく刺激の強いスルホン酸系成分が主でアミノ酸系洗浄成分はほんの少し含まれているだけという場合もありますので注意が必要です。
アミノ酸系成分よりも前の方に硫酸系成分やスルホン酸系成分が表示されている場合は、主要成分がアミノ酸系ではないということです。
以下にて育毛に適した成分と適さない成分を挙げておきます。


＜育毛に適した成分＞

・アミノ酸系洗浄成分
頭皮にやさしく、洗浄と同時に頭皮と髪に栄養を与える効果があります。
ココイルグルタミン酸、ラウロイルグルタミン酸、（ココイル・ラウロイルメチル）アラニン、ココイルグリシンK、Na、ラウロイルアスパラギン酸Na、シルクアミノ酸など
（アミノ酸と育毛シャンプーについてはこちらでくわしく解説しています）

・天然保湿成分、天然香料
石油系の合成化合物は人体にどのような影響を与えるか、まだはっきりわからないものも多く、天然由来成分が一番安心です。


＜育毛に適さない成分＞

・高級アルコール系洗浄成分
皮膚への刺激が強く、フケや皮脂の過剰分泌、かゆみ、発疹などの原因になります。
また、肌への浸透性が高く、洗い残しがあると有害成分が毛乳頭にダメージを与える危険があります。
ラウリル硫酸、ラウレス硫酸など

・オレフィン・スルホン酸系洗浄成分
オレフィン・スルホン酸系洗浄成分は石油からも作られますが、ヤシ油からも作ることができます。
ヤシ油から作られたものは植物系洗浄成分を売りにしていることもありますが、スルホン酸系洗浄成分は換気扇や排水口用の洗剤にも使われている成分で、とても刺激の強いものです。
頭皮や髪の負担となるため、シャンプー剤としては不向きだと思われます。

・シリコン
シリコンは手触りをツルツルにし髪につやを出してくれますが、毛穴につまって頭皮のトラブルを起こす可能性もあります。
育毛剤等の浸透が悪くなることもあります。
（ノンシリコン系育毛シャンプーについてはこちらでくわしく解説しています）

・パラベン
保存料のパラベンは高温多湿の浴室に置かれるシャンプーのほとんどに使われていますが、殺菌力が強い分、肌への刺激もあります。
育毛シャンプーの中には、徹底した品質管理と天然成分の殺菌力でパラペンを使用していないものもあります。